やっすんばるんの のんびり趣味生活

のんびり屋の趣味生活を紹介します。

ダッジ デュランゴ について

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2000年式 並行輸入 ダッジ デュランゴです。

我が家のトランスポーター、何度かこの車に牽引して貰って家まで帰ってます(^-^)

グレードはRTというグレードで、「レース・トラック」と言う意味だそうです。

昔のダッジブランドにはチャージャーのRTやチャレンジャーのRT等色々な車種についていましたが、最近はSRTとかになった様です。

RTのエンジンは5.9リッター V8 OHV で昔ながらのアメ車のエンジンです。

エンジン自体はマグナムエンジンと言う昔のチャージャー等の系列のエンジンです。

マグナムエンジンの前がHEMIのエンジンで今はHEMIにまた戻ったので

ダッジブランド歴史の中間あたりのエンジンだと思います。

元々このエンジンはダッジ・ラムに搭載されている物と同じエンジンで、足回りも実はラムと同じ足回りを持っています(>_<)

ラムはフルサイズに対し、デュランゴはミドルサイズなので、足回りはごつく

エンジンは熱に悩まされています。

その為、デュランゴは2000年から電動ファンを追加し、冷却効率を大幅に上げ熱の問題を解消しました。(そのせいか冬は暖房がなかなか効きませんが・・・)

当時のこの手の車には珍しく、3列シートが標準装備されているので7人乗りになります。(最後尾座席の乗り心地はイマイチですが(笑))

燃費は街乗りでリッター3~4位です 高速でも6位だと思います。

また、RTのエンジンはハイオクオンリー仕様にされている為、他のグレードと違いハイオクしか入れられません(^_^;)

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ホイールは純正17インチ 275/60 を履いています。(写真は16インチ)

この手の車に24インチ等のホイールを履かせるのが当時はやっていて私もやりたかったのですが、文字通り火の車の経済状況ではかないませんでした(^_^;)

今は17インチ純正の、純正であるからこそのマッチングの良さ、トータルバランスの良さが気に入り、こっちの方が良いと思うようになったのでこのまま乗り続けたいと思います。

ただ、どういう訳か未だに私の住んでいる地域ではアメ車は敬遠されている様で、アメ車で友達を迎えに行くと嫌がられたり、アメ車で走っていると道を譲られたりします。

(確かに音はうるさいし、いかつい顔つきをしていますが・・・)

アメ車に乗っている人にも穏やかで真面目な人はたくさんいるので、出来れば偏見を持たずに、一台の車として楽しんで貰える様になる日を望んでいます。

私は、欧州車も欧米車も日本車も大好きです(>_<)

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この車両でのトラブルは・・・

サイドウィンカーが点灯しない

購入して引き取り、自宅へ帰る最中にウィンカーが点かなくなりました。

最初球切れかな?と思い、道沿いにあったホームセンターで電球を購入

これで良し、と思って走っているとやっぱり点かない(^_^;)

幸い点かなかったのはサイドマーカーで、フロント、リアのウィンカーは煌々とついてましたので、帰宅、原因を調べると断線でした・・・。

しかも、この車両は並行輸入なので元々サイドにウィンカーのない車

どうやら、販売したディーラーでお粗末な配線をした為の故障でした。

現在は配線を全て引き直し解決しましたが、中古車で、元々付いていないはずの物がついている場合、配線のチェックをした方がいいかもしれません(>_<)

 

ブレーキ周りの故障

とにかく、この時代のデュランゴはブレーキ周りが弱い(私のだけ?)です。

ブレーキを踏んだ時に違和感を覚え(ABSが効いたような軽いキックバックが来る)

タイヤを外して見ると、ローターが洗濯板の様になっていました(^_^;)

パットもそれに合わせて歪な形に・・・

その時はローターを研磨(グラインダーで(^_^;))

パットを新品に変更し、ガタはなくなったのですが・・・

今度はブレーキホースが抜けました(。・ ω<)ゞてへぺろ

外れたのではなく、ブレーキホースのカシメ部分が商品の品質上弱かったらしく、接続部を残して抜けてくれました・・・抜けた瞬間ブレーキが無くなりました。

ブレーキホースは通常それ一本で、普通車を持ち上げられるほどの強度があると聞いていますが、こんな事もあるんですね(´・_・`)

丁度信号手前で減速している最中の出来事だった為車速も落ちておりサイドブレーキで無理やり止めましたが、本当に死ぬ思いです。ブレーキフルードダダ漏れで流石にレッカー、後日ホースを左右新品に交換し事なきを得ました。

その後、ブレーキオイルを多量に被ったせいか、フロントロアアームのブッシュが溶けてちぎれました、こちらは綺麗に拭いて、グリスを再充填し、シリコンで塞いで半年持っています(^-^)

ブレーキオイルは関係ないのですが、いくらエア抜きしてもブレーキがふかふかする現象も出ました、これは単に片側のブレーキがイカレて片効きになっていたからで

(ピストンが固着し、飛び出したまま戻らなくなっていました・・・)

キャリパーを新品に交換しエア抜きして治りました。

また、リアのブレーキは2000年式まではドラムブレーキなのですが

ブレーキシューが減りすぎてローターに深い溝が出来てしまいしまいました。

原因は片側のブレーキピストンがオイル漏れを起し、ブレーキが片効きになったせいで

ピストンを両側交換し、パットを新調して完治しました。

その他、デフもデフオイル不足でチェックランプ点灯、デフを下ろして修理

ドライブモードを変更するレバーが破損し、修理等をしています。

不思議なことにエンジンのトラブルは殆どなく、走りは快調です。

内装や電装系も、日本のディーラーが行った部分を除くと全然壊れませんし

やはりアメ車は丈夫なのかなとも思う反面、足回りを何とかしてくれぇと思う毎日です

ダッジクライスラー系列で、クライスラーはご存知メルセデス・ベンツも同系列です

その為、このデュランゴは、ボディや電装系にドイツの魂がこもっています。

ですので、アメ車とドイツ車の血が流れたハーフの様な車で、豪快なエンジンと頑丈なボディ(足回りは弱いですが・・・)そして、ウッドパーツやメッキパーツを一切使用しない硬派な内外装(モデルによってはあるがRTには何も飾りがない)

しかし、シートはアルカンタラの上質な物を使用するドイツ持込のアメ車です。

今は燃料の価格高騰や税金などの締め付けで中々アメ車を買う人は少ないかも知れませんが、是非一生に一度は乗ってみてください、きっと楽しいですよ(^-^)