ポルシェ 986 ボクスター 社外ヘッドライトの修復
以前に紹介した社外のヘッドライトですが、現在取り外して保管しています。
このヘッドライト、前回紹介した時にも書いたと思いますがポジションランプの球が切れています。
全部では無く、一部だけ切れており、たまに点灯したりもするので切れかけの蛍光灯の様にチカチカする事も多々有り、「社外品はこんなもんなのかなぁ」と思いつつも気になっていました。
前回ご紹介した通り、このヘッドライトは分解ができない様になっている(組立後に接着剤で固定され、その上からシリコンでコーキングしてある)ので修復にはまず破壊が必要です。
今回私は、捨てる覚悟でバラす事にしました。
まずはコーキングをはがし、接着剤を取り除く方法でトライしたのですが・・・
接着剤は恐ろしく固く、恐らくライト本体をお湯に浸したりしないと取れません(^_^;)
それが解った時点ではがすのはやめました。
次に試みたのが完全な破壊ですが、LEDの電球が入っている部分をカットしてアクセスする事でした。(最初からこうしていれば良かった・・・)
LEDが入っている場所を特定し、中の部品に干渉しない様にドリルで穴を開け、ニッパーで徐々に切り開いて行きました(^-^)
見た目は汚いですが、作業はし易いです。
穴はなるべく何も無い所を狙いましたが、写真で見える白い物体よりも下側に開ければほぼ干渉しません、逆に白い物体側に開けると基盤に干渉する可能性がある為、気をつけなければなりませんが、基本LEDと反対側のヘり付近にΦ3位の穴を開けていけば問題無いと思います。
LEDはウィンカーとポジションが同じ基盤で構成され、1つか2つずつに分かれて設置されています。
基盤自体はビスで1箇所止めで固定されています。
カットした際は、ネジを外す事も考えてカットしましょう(かなり広範囲をカットする様になります・・・)
私は今後の事を考え、全てのLEDが外せる様にカットしましたが、切れてる球だけでいい人はこんなに広範囲をカットする必要性は無いと思います。
LED基盤を外しましたら、市販のLED電球を購入し、交換しましょう。
LED電球はAmazon等で販売されている、LED Φ3 ホワイト で十分だと思います。
このヘッドライトの場合、基盤実装型なので半田を剥がして交換ですので、半田の経験がない方にはお勧めしません。
実は、これを書いている今現在、LED球が在庫切れで部品待ち中です(^_^;)
LED球が入りましたらまたこの記事についてアップしたいと思います。