ポルシェ 986 ボクスター アイドリング不調について
皆様 お久しぶりです(>_<)
最近は他事が忙しく、気がついたら前回更新から1ヶ月も経ってしまいました(^_^;)
さて、今回はタイトルにもある通り、ボクスターのアイドリング不調に関する記事になります。
前々からボクスター君がアイドリング時にハンチング、ストールする事が頻繁に
なっており、理由を探ってみましたが、OBD2で検査してみると
複数気筒失火 と表示されます、英語表示ですと ミスファイアと書かれているので
プラグがしっかり点火していない模様・・・
取り敢えずプラグを外して見ると1番、3番、4番、6番のプラグにオイルがべっとり
マジかと思いながらもプラグを磨いて再びエンジンを掛けてみるとやはり
アイドリングが絶不調・・・
次にイグニッションコイルを疑ってみる、コイルを1番と2番、4番と5番を入れ替えて見ると・・・症状は変わらず (ガックシ・・・)
もう一度診断機に繋いでみると5番、6番プラグが不調・・・
プラグを外して見ると確かに5番、6番が燻っている・・・
どうやらプラグやコイル自体じゃないなと感じ、今度はエアマスセンサーを交換してみました。
センサーを外すと煤がたくさんついており真っ黒、これだと判断しパーツクリーナーで
洗浄、再びエンジンを掛けると見事に完治しました(^-^)
念の為エアマスセンサーを新品に交換し無事事なきを得ました。
詳しいことはYOU TUBE のやっすんばるんの動画にて説明しますので割愛させて頂きます。
それでは、今回は以上になります。
また会う時まで、さようなら~
ボクスターに追加メータ
ボクスターに追加メータを、と言う事で格安で有名なオートゲージさんのメータを入手しました。
上から電圧計 油温計 油圧計 になります。
なんか画像がぼけててスミマセン、こんな感じで取り付けました。
電源を入れるとこんな感じ
油圧計だけイカリング?がありません。
簡単に説明すると、ボクスターには油温、油圧、電圧計が標準装備されていません。
なので、サーキットを走る際に油の管理をしっかりしたいと思い取り付けました。
電圧計は、なくても良いんですが、あるとバッテリー上がりやオルタネータの異常等の際に便利なので付けました(^-^)
画像だと上を向いている感じですが、ちゃんと運転手に見やすくついています。
配線は、12V ACC アース イルミ の4本線のみで簡単です。
組立も、付属品を組み立てていくだけなので特に難しいことはありませんでした。
問題は設置で、場所を決めた後が大変でした。
ボクスターに油温、油圧計を取り付けるにはエンジンルームにアクセスする必要があります。
エンジンルームにアクセスするには幌を外す必要があります。
オイルエレメントにアダプタを挟む方法は国産車のアダプタでは互換性が無いので
高価なアダプタを購入する必要があります。(これは後で知った・・・)
エンジンにアクセス出来たらオイルプレッシャーセンサーの取り付け部を流用して分岐の配管を作成し各センサーを取り付ければ完成です。
文字で書くとこれだけですが、実際作業もここまでたどり着いてからであればなんでもない作業なのですが、ここまでたどり着くまでが長かった・・・
エンジンを半分位バラして取り付けできる場所を探す事2日、やっとの事で対策法を見つけて取り付け、オイルがダダ漏れ(>_<)増締めしてもう一回、ダダ漏れ・・・
何度か繰り返して漏れがない事を確認、部品を全て戻して作業終了までに合計4日かかりました。
分かって作業すれば半日で済む作業です(^_^;)
真似される方はオイル漏れには十分注意して下さい。
オイルプレッシャスイッチの真下にはエキマニがありますので、漏れたままマフラーが熱くなると最悪燃えます(^_^;)
オイルプレッシャセンサーはネジM14×1.5です、オートゲージのセンサーは1/8インチですので、この2つに合う分岐を探して取り付ければOKです。
私は、今回、M14×1.5の雄ネジ、1/8インチ雌ネジの管に、1/8インチの分岐管を取り付け、分岐管の片方に油圧センサ取り付け、もう片方に1/8インチの雄ネジ、1/4雌ネジの管を取り付けし、1/4インチのY字管(全て雄ネジ)を取り付け、片方に1/4インチと1/8インチの両雌ネジの段付き管を取り付けて油温センサ取り付け、もう片方に1/4インチとM14×1.5の両雌ネジ管を取り付けてオイルプレッシャセンサ取り付け で取り付けしましたが、M14×1.5の雄ネジ、反対側にM14×1.5雌ネジ、サイドに1/8インチの雌ネジが空いた部品に、1/8インチの分岐1個取り付けて、取り付けするのが一番楽だと思います。
恐らくこの作業は一般の方には荷が重い作業だと思います。
根気があれば出来る作業ではありますが、手を抜いたり気を抜いたりすると大惨事に
なりかねないので、自身のない方は専門の方の力を借りる事をお勧めします。
今回は以上です。
ボクスターの改造
ボクスターでサーキットを走る為と言う大義名分でボクスターを少しずつイジっています(^-^) 今回はフロントバンパーにリップとカナードを取り付けました。
どちらも、バンパーを取り付けた状態でも取り付け可能ですが、一応裏側に補強を入れる為、バンパーを外しました(^-^)バンパーのはずし方は以前に紹介したので割愛します
リップスポイラーはYAHOOショッピングで売っていた2万位のカーボン製汎用リップスポイラーで、1650mm位です。
カナードはAmazonで一番安かった奴を買いました、思ったより小さかったのでまた買い直すかも・・・
効果は走って無いのでまだ解りませんが、MR車はフロントが軽いのである程度は効くと思います。
この車は外観ノーマルで約4年間乗ったので、今後も少しずつ改良(悪?)して行きたいと思っています。
次はGTウィングかな?
今回は以上です。
バナゴン危機一髪
バナゴンがブレーキ不調になりレッカーでレスキューされました(^_^;)
症状は、ブレーキを踏んだ際、ガタガタバキンと音がして、ブレーキの踏みしろが浅くなった感じに、サイドブレーキもどこまで引いても効かない感じになったそうです。
うちまでレッカーで帰ってきたので、ブレーキをバラしました所が下の写真です。
見てお分かり頂けるでしょうか?
只のドラムブレーキ内部ですが、何かがおかしい!
そう、ブレーキシューに肝心のシューがついていないのです(>_<)
本当はブレーキシューにこのシューが付いていなければならないのに両側とも外れていました(^_^;)
これじゃぁブレーキは効かないわ・・・
他のバナゴンは解りませんがこのバナゴンはドラムブレーキなのでサイドブレーキもブレーキシューを使用して止めています。
なので、ドラムブレーキがイカレるとサイドが効きません・・・
今回は幸い、フロントブレーキが生きていたので大丈夫でしたが、一歩間違えば大事故に繋がります、ブレーキは保安部品ですので、車検で必ずチェックをしますが
車検時に大丈夫でも、少し走っているうちにダメになる事もありますので
ブレーキはせめて車検2~3回に1回は点検でOKでも変えておいた方が無難だと思います。
また、大昔の車は解りませんが、大抵の車は一箇所ブレーキがダメになっても思いっきり踏めばどこかしらのブレーキが効きますので、最悪止める事は可能です。
皆さんもブレーキの踏みしろがおかしくなった時は思いっきり踏んでみましょう
その上でギアを使って車速を落とし、車速が落ちたらサイドを併用して車両を速やかに停止させましょう。
とても危険ですので(^_^;)
今日は以上でした。
デュランゴの不調・・・
先日、友人とキャンプに行く約束をしたので
休みを利用して近場のキャンプ場巡り(それでも片道1時間~2時間の場所)
をして良さそうな場所を探しに行こうと思い、デュランゴの鍵を持って駐車場へ
キーレスで鍵を開けて乗り込む・・・
キーを差込み一段ひねるといつものように警告音と各計器が動き出す・・・
もう一段ひねりエンジンスタート・・・
と思った瞬間
カチカチカチカチ・・・シーン・・・
バッテリーがお亡くなり・・・
果たして朝一で出鼻をくじかれたやっすんばるんはしばらく車内で一日のスケジュールを考え直すのであった・・・
まぁ要するにバッテリー上がりでエンジンが掛からなかっただけなんですけどね(^-^)
デュランゴのバッテリーはACデルコのカルシウムバッテリーを使用しているのですが
これがなかなか良好で、4年使っていて全く劣化を感じさせないバッテリーだったので
安心して放置しすぎました(^_^;)
私は基本的にバッテリーを限界まで使う派なので(高くてとてもとても(^-^))
バッテリー充電気で時折充電していますが、私の車(ポルシェ)は全部カルシウムじゃないタイプなのでカルシウムバッテリーは充電したことが無い・・・
恐る恐る充電してみましたがなんとかなりました。
本来は、24時間充電なのですが、電装系は動いたので、テスターで測って13Vまで
充電してやってなんとかエンジンを掛けることに成功(^-^)
本当はジャンパーでジャンプしてやれば良いんですがたまたま駐車場に丁度良いのが
無く、仕方なしの対応でしたが本当に無事に掛かってよかったぁ
キャンプ場探しは朝一出発から午後一出発に変更してスタート
予定していた場所は6箇所程あったのですが、結局3箇所しか回れませんでした。
ただ、良い所が見つかったので、夜に帰宅して早速キャンプ場に連絡し、予約
今回のキャンプはこの時期クマが危険だと言うのに山奥です。
キャンプ場の詳細は、先方に確認して紹介出来そうならします(^-^)
ポルシェ 986 ボクスター 幌 取り外し紹介
ボクスターの幌取り外し紹介です。
先日、幌を外したので紹介です。
いやぁ・・・参りました、前回のブログでも書いたのですが、作業は2人以上で行いましょう(^_^;)
今回、どうしても一人で作業しなければならない状況になってしまい、一人で作業しました所、案の定 車を傷つけてしまいました。
傷がついた状況は、幌を完全にフリーにした後での事なのですが・・・
幌を持ち上げた際にバランスが崩れて、運転席側のドア内張りにヒット!!
見事に内張りが破れました(;_;)同時に動画も作成していたのですが
動画撮影後の悲劇でした(>_<)
ショックで撮影もしていないので画像はありませんが、傷の詳細が見たい方がいればコメントにでもかいて頂ければ撮ってきて公開します(^-^)
何はともあれ幌の取り外し方ですが、上の画像の様に幌を少し開けて、格納部の羽を一番開いた状態にします。
そうする事で幌のつけ根部分が現れますので付け根の部分についている固定具を外します、固定具はボールブッシュ?のような物になっているので、引っ張れば外れます。
これが固定具、これを手前に引っ張れば外れます。
次に幌と格納部を仕切っているカバーを外します。
カバーもフックに引っ掛けてあるだけなので下側に下げれば簡単に外れます。
ここまで外すと幌のスクリーン部がフリーになりますので、スクリーンを折り畳みます
スクリーンは少し硬いですがグッと押し付ければここまでぴったりくっつきます。
作業性を良くする為なのでスクリーンの状態が悪い人は注意して畳んでください。
幌を畳んだら幌を固定しているボルトを外します。
幌のボルトは片側3箇所で止まっています。
ボルトは13mmのソケットで外せますが、奥の1本はエクステンションがあった方が良いと思います(^-^)
上の画像右のボルトと左奥の少しシルバー色が見えているボルト、その真上あたりにあるボルトを外します。
下の画像右の穴は水抜きの穴です、水抜きの穴は文字通り水を抜く為にあるので
水滴が流れていく様に設計されています。
くれぐれもビスを落とさない様に注意して下さい。
(瞬く間に穴に向かって転がって行きます(^_^;))
ボルト3箇所を外したら下側に写っているバー(プッシュロッド)を外します。
プッシュロッドは5mmの六角レンチで外します。
少し緩めれば簡単に手で回りますが、この固定部は
ねじ - ワッシャ - プッシュロッド - ワッシャ - 固定部
の様に固定されていますので、固定部側のワッシャが押さえてないと取れて、先程言っていた穴に落ちる事がありますのでご注意下さい。
プッシュロッドを取り外したら、幌を少し持ち上げて後ろに少し引くと
幌のつけ根(車内運転席側)に配線が見えますので、その配線をたどって行くと
コネクタが車内内張り側についています、このコネクターを引き抜いて下さい。
ここまでで取り外す部品は終了です。
後は幌を折り畳んで自分で片方持って、誰かにもう片方を持って貰って左にズラしながら持ち上げれば簡単に取り外すことが出来ます。
くれぐれも2人以上で外して下さい、余計な手間が増えますので・・・
因に最後に外した配線は幌の開閉時のセンサーか何かで、このコネクターが外れていると幌がまともに締まらなくなります。
具体的には
通常幌は収納羽が降りてきて、開閉センサー(羽のセンター後ろ側の部分が当たる所についているリミットスイッチの様なもの)が反応し、幌がしまった事を認識してモータが止まります、この時先程の配線が繋がっていると幌がしっかり閉じた状態を認識してる様な感じでぐぅぐぅと2、3回動いて停止するのですが、配線が繋がってないとそれが上手く機能しませんので、いつまでもモーターが止まりません(^_^;)
実際には下まで下がっているのにモーターがいつまでも回るので、内部の部品にかなりの負荷が掛かり、最悪の場合は破損します(^_^;)
破損まで行かなくても内部でバキバキと音がなってモーターが止まり、それっきり動かなくなる事があります。
動かなくなったら何度か開閉スイッチを交互に押していると動くこともありますので
動かなくなった時はその様な感じでやってみて下さい。
但し、配線が繋がっていると上記の対処法は無効なので、配線を繋いだ状態で幌を締めて、動かなくなった場合は配線を外さないと動きません(^_^;)
何故全て元に戻して配線も繋いだにも関わらず幌が上手く動かないのかと言うと
プッシュロッドが左右で均等の長さになっていない事、モータの回転数が左右で
動きにズレがある等があります。
基本的にモーターの動きにズレが出た時に調整出来る様にプッシュロッドの長さが変えられる様になっていますので、プッシュロッドの長さが左右で合っていても動きがおかしい時はモーターを疑わなければ行けません。
ですがまずはプッシュロッドの長さを確認してみて下さい
私の経験上幌格納羽が下がりきった所で
下がりすぎている⇒プッシュロッドが短い
上がりすぎている⇒プッシュロッドが長い
です、片方いじったら直る場合もあれば、両方調整しないとダメな場合もありますので
色々やってみると良いと思います。くれぐれも手を挟まないように注意して下さい。
ポルシェ 986 ボクスター バンパー取り外しについて
ポルシェのバンパー、986以降のポルシェは外しやすくなった様なので時々自分で取り外しています。
水冷化された911やボクスターはフロント左右に水冷用のラジエターを備えており
ラジエターの冷却用の空気吸入口はフロントバンパーに空いた吸入口から空気を入れて
バンパー下の排気口から空気を強制排気するシステムになっています。
フロント吸入口から空気を入れる関係上、ラジエターに砂埃や草、葉っぱ、虫、時には小鳥等も入ってしまうので、時々掃除しないと冷却効率が悪くなってしまいます。
そこで、私は3ヶ月に1回程度の割合で取り外して掃除しています。
私は、スポーツ走行に使用するので、3ヶ月毎にしてますが、普通に乗っている方は2年に1回で十分と思います。
バンパーを外すには、まずヘッドライトを外し、ボンネット開閉レバーのカバー(センター付近の黒い樹脂製部品)を外します。
カバーは、左右2箇所に見えているマイナスのネジをドライバーで90度回すと簡単に取れます。
写真では既に90度回転させていますので、固定されている方は写真のネジが縦についている筈です。
カバーはボンネット開閉レバー部が干渉して中々抜けないので、知恵の輪の様にして外します。
コツはレバーを目一杯引いてカバーを持ち上げて、カバーの縦に広がっている部分(画像右)にレバーを持って行き、カバーを上にズラして、上側を抜いて、その後下側を抜くと抜きやすいです(^-^)
ヘッドライトは専用工具で外します、車載工具に入っているこんなのです。
この工具をヘッドライト側面に当たる面(トランクの内張りを剥がすと見えるところ)
に差し込んで、奥側に倒すと外れます、コツは奥側に倒して、バキンと言った所から
少し奥に倒すとヘッドライトが手前に出てくるので、出てきたら工具を元の位置に戻してやれば、後はヘッドライトを引っ張るだけで抜けます。
結構重いので両手で持ちましょう(>_<)
ヘッドライトを外した部分の奥にウィンカーの爪が見えますので、その爪を外します。
マイナスドラーバーで少しこじって置いて、外側から軽く引っ張ってやればすぐに取れます(^-^)ウィンカーを外したら後はネジを外す作業になります。
ウィンカーを外したら次はネジを外す作業になります。
まず先程外したカバーの裏に隠れているネジ(左右に1本ずつ)を外します。
次にウィンカーの裏に隠れていたネジ3本を外します。(左右)
まずは外し易い手前側のネジ1本から
次も外し易い上側のネジ(^-^)
最後に、1番外しにくい下側のネジ
下側のネジは、ホイールハウスのインナーフェンダーを少し捲ってやらないと見えません。
捲ってやると、奥の方にネジが見えます。
このネジを手を突っ込んで、手探りで外します(^_^;)
外せたら、ウィンカー周りのネジは終了です。
最後に、ジャッキアップして下側のネジを外します。
下側はボディ同色センター部に3箇所、両端に4箇所、両者の中間あたりに2箇所で
止まっていますので、それぞれ外します。
まずは、センターからこの手のネジを3箇所外します。
次に中間あたりのネジを2箇所外します。
ここは、ボディのアンダーカバーとバンパーがくっついている部分です。
次に、両端のネジを4箇所外します。
ドライバーが刺さっている部分とその上側のネジを外します。
後は引っ張るだけです(^-^)
引っ張る前に注意点として986にはバンパーに外気温センサーがついていますので
それを外しときましょう。
引っ張っていくと、画像の白い部分が徐々に黒い部分から抜けて行きます。
左右均等に少しずつ引っ張りましょう。
均等に外していくと、バコンと言う音と共にどちらか片方が先に外れます。
むしろギリギリの所で、片方だけ外れる様に調整しながらやった方が良いです。
2人以上で作業される場合は大丈夫ですが・・・。
片側が外れたら真ん中付近を持って、もう片側を外せば、すんなり取れます(^-^)
以上、バンパーの取り外しでした(^-^)
バンパーの下についているアンダースポイラーはのちのち紹介したいと思います。